読者はいるのか?そんなことはどうでもいい
記事名で落ちてますね。
ええ、そうですとも。
これはブログタイトルにある通りに、自分の自尊心の維持のためにやっているからです。
ODしても死ねなかった私が次に行ったのは、まるで夢遊病のように深夜の家を抜け出すことでした。
そして、夜の船着場まで歩いて行って冷たい海に飛び込んでやろうと思ったのです。
妙に頭が冴えていて、きっとこの気温ならば凍死と溺死のコンボを決めることができるっていう、変な自信がありました。
めまぐるしく思考する私の脳は服装にも考えを及ばせました。
溺れるとなると、人は防衛本能的に助かろうとするだろうと思いました。
万に一つも陸に上がれないように、わざと歩きにくいヒールの高いブーツを履きました。
それから、水をよく吸いそうで自重も重いコートを着ました。
意気揚々と、それこそもう『いきやうやう』くらいの気持ちで雪のちらつく午前二時に繰り出したはいいものの、着いてみたら引き潮でした。
船の底が見えそうなほどの喫水の浅さに思わず涙と変な笑いが出てきて、きっとこれでは潮干狩りも同然だと思いました。
入水自殺騒動を起こしたいわけではなくて、確実な死を希望していたので、その日は諦めるしかありませんでした。
でも、ここで帰宅すればまた生きなければならないと考えるとどうにも後ろ髪引かれて、防波堤の縁から身を乗り出していました。
それでようやく諦めがついたのが、四時頃でした。
そんなことがあって、すっかり溺死&凍死へのロマンは鳴り止みました。
そうなると、秋からすっかり途絶えてしまった『通院』を再開させるしかありません。
希死念慮というやつがアタマノテッペンからツマサキまでべったりとこびりついているので、薬を飲んで頭を呆けさせないとしんどいのです。
らりぱっぱーな感じになってしまえばいっそ楽です。
筆も進むし、気持ちも明るいし、他人の目なんてなんのその!といった風になります。
最近は悪夢しか見ないし、中途覚醒や早朝覚醒に加えて寝付きも悪いというトリプルスリーですから、夜通し起きては家族に迷惑をかけているのです。
せっかく断薬したけれど、思考が正常に戻ったところで今の自分にはいいことなんてありませんでした。
元のらりぱっぱーに戻ろうと思います。
月末にはライターの収入が入るので、そのお金で病院に行こうと思います。
それで、帰りがけに紅茶を買います。アールグレイがいいですね、レディグレイみたいな鮮やかなやつが。
それから、保湿剤が切れているので、以前から気になっているLUSHのマッサージバーを買いたいです。
気が晴れるまで延々と体中にいい香りを擦り込みたいです。
美容院やカフェや外食、旅行になんかはいけないけど、長生きしたいとも思えないので十分です。
紅茶とタバコと保湿剤、それとネット環境があれば割と幸せだと思います。